aiko のすべての投稿

泥棒に人気の車

人気の車といっても泥棒に人気の車というとメーカーとしてもオーナーとしても嬉しくないものだろう。
トヨタの人気ハイブリッドカーであるプリウスは泥棒に狙われやすい車と言われている。
泥棒は足として盗難車を使用するのでそのために車を盗むことがあるのだが、プリウスがその標的になっているのだそうだ。

かつては泥棒の逃走車としてよく使われていたのはスバルのレガシィであった。レガシィはスピードが出るので逃走には向いているのである。

最近プリウスが人気になっている理由は音が小さいということ。エンジン音が静かだということで泥棒に好まれるのである。

プリウスは盗難防止装置のイモビライザーを搭載している。しかし、イモビカッターという道具を使えばイモビライザー付きの車でも開けることができてしまうのだ。
日本損害保険協会の調査でもプリウスの盗難は年々増加しているという。
最初は人気の高い車種ということで転売目的の犯行とも目されていた。しかし、捜査関係者が別の犯行に使う目的でプリウスが使われていると話している。

プリウスに乗っている人には防犯カメラ付きの駐車場に停めるなどの注意を呼びかけているそうだ。
また、メーカーに対しても盗難防止装置の改良などを促している。

家のガレージに停めておく際にも盗難対策は十分にほどこしておこう。
ガレージの近くにセンサーライトを取付けたり、防犯カメラをつけたり。
ガレージのシャッターは丈夫な素材のものを使用すること。そして鍵はピッキングされないディンプルシリンダーを使用することをおすすめする。

ターゲットを物色

集合住宅の留守宅を狙って空き巣を繰り返していた犯人が検挙された。
この犯人は当時建設会社に勤務しており、仕事中に留守宅などを物色してカーナビに住所を登録しておき、夜になって再びやってきて犯行におよんでいたとのことだ。

外回りの仕事中で建築会社であればうろうろちしていてもなんらかの言い訳をたてることはできそうだ。
四年間にわたってこのようなことを続けており、被害総額は約2900万円ということだから、それまでずっと犯行がうまくいっていたのだろう。
ターゲットをカーナビに登録しておくというのも泥棒の新しいわざというべきかもしれない。
事前に下見をしておいてあとから犯行に及ぶというのも空き巣の常套手段である。

ターゲットに選ばれる家というのはなんらかの共通点があったのであろう。
一番のポイントは留守にしているということだろう。夜に帰ってきても意味が無いのでしばらく不在にしているような様子がわかる、例えば郵便物がたまっていたり、洗濯物が干しっぱなしだったりする家を狙っていたのだろう。

また、犯人は防犯システムのこともチェックしていたのかもしれない。
防犯カメラが設置されているかどうか、性能のいい鍵を使っているか、ドアに補助錠はついているか、窓は施錠されているか・・・などといった点は泥棒のチェックポイントになる。

泥棒に狙われないようなポイントを増やし、隙のない家にすることが防犯において重要である。

店舗の強盗

マッサージチェーン店や宝くじ販売店などで次々と盗みを繰り返された事件があった。
犯人たちは無事捕まったが、店の構造が同じだからチェーン店は盗みやすかったと離してたそうだ。
店の住所をカーナビに入れれ近畿や東海地方のあちこちの店舗を狙って行った。

マッサージチェーン店からは売上金約640万円を。宝くじ販売店からは約340万円を盗み出したということだ。

犯人たちは盗難車を使用していた。盗難車だとナンバープレートを目撃されても検索してたどりつくのは自分ではないからだ。

マッサージ店をねらったのは外から見た時にレジが近くにおいてあったので狙いやすいと考えたからだ。そして宝くじ販売店は狭くて金庫が探しやすいためだったという。

この事件のようにチェーン店は一度泥棒が入ると次々と別の店舗が狙われるようになる。店の構造が同じだというのがひとつのポイントである。一つの店を攻略できたら別の店も同じ方法で効力することができるのだ。
しかし、店舗は大抵どこも防犯カメラを設置している。そのため、カメラに写った映像が全国的にテレビで流れると逮捕される可能性がぐっと高くなる。

また、店舗は夜になると無人になると決まっているのでそれも狙われる理由のひとつだろう。

高校に侵入

高校に泥棒が侵入し、ロッカーにあった財布や携帯電話などを盗んでいく泥棒がいる。
体育の授業中など生徒がいなくなる時間帯を見計らえば一時間たっぷり盗みを働くことができる。

また、県立高校など公立の高校だったら大抵授業中は校門を見張っている人もいなくなる。外部の人間が簡単に侵入できるようになるのである。
私立の学校だと常に警備員が見張りをしていたり、防犯カメラで監視をしている可能性があるが、公立はそうもいかないとことが多いのである。

しかし、生徒の命や金品を守るためにはそのくらいのコストも必要なのかもしれない。
防災や人命優先の対策を取る必要があるのかもしれない。

人に警備をさせるのはイニシャルコストは低いがランニングコストが高くつく。その点、防犯カメラの場合はイニシャルコストが高いがランニングコストは安く抑えることができる。
そちらにも長所と短所がある。予算的にどちらか一方しか導入できないこともあるかもしれない。
しかし、防犯カメラを導入したところで常に監視している人がいないと犯罪などを未然に防ぐことはできないかもしれない。

学校のような施設の防犯体制についても考えていく必要が今後さらに高まっていきそうである。